新たな魅力発見 住みたい街 堺市南区「栂・美木多」

都心にスムーズにアクセスできる利便性と
自然や緑が豊富な環境で
「子育てしやすい街」として知られる泉北ニュータウン。
なかでも栂・美木多エリアでは近年、
次の50年を見据えた整備が進み
さらに暮らしやすい街へ進化中!

都心への
アクセスが快適

南海「難波」駅

泉北高速鉄道「栂・美木多」駅から南海電鉄「なんば」駅まで直通32分、直通11分の「中百舌鳥」駅ではOsakaMetro御堂筋駅に接続。
始発駅から座って「天王寺」や「梅田」などの都心へ快適なアクセス。

駅前を中心に
開発が進む

「栂・美木多」駅南側駅前広場の再整備

2016年に「栂・美木多駅前活性化土地利用構想」を策定後、駅前に「トナリエ栂・美木多」が開業したり、原山公園にスポーツクラブや大型屋外プールが開業するなど賑わいを創出。2024年度末には駅前広場の交通機能を分担する再編整備が完成予定でさらに住みよい街に進化。

子育てに
適した街

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堺市は認定こども園などの待機児童ゼロを3年連続で達成。2025年4月からは中学校給食がスタートするなど、子育て支援が充実。さらに堺市南区の公園数は243ヵ所(2022年3月末時点)で、一人当たりの公園面積は大阪府平均の約4倍に。自然豊かな環境で子育てに最適な場所。

広大な原山公園に寄り添う暮らし。
緑道が我が家のメインストリート

小学校、中学校へは、車の通らない緑道で

  • 市立原山ひかり小学校徒歩3分/約200m
  • 市立原山台中学校徒歩7分/約510m
  • 子育てサロンがある
    原山台地域会館が隣接

    月曜~木曜の10:00~15:00と月1回日曜日の午前中に、就学前の子どもとその保護者が集える「子育てひろば あゆみ」が開催されています。第2水曜には子育てサロンも実施され、新米ママも安心です。

  • 街灯、防犯カメラもあり、
    夜間も心強い!

    「栂・美木多」駅から原山台の住宅エリアへ続く公園内の緑道は、歩道と自転車道がしっかり分けられ、原付バイクも通れないので、後ろからのひったくりなども防げて安心です。街灯や防犯カメラもあり、同方向に帰る人も多いので、夜間の帰宅時も心強いです。

  • 毎日気持ちいい緑道の通勤で
    “ついで運動”ができる!!

    健康のために適度な運動をしなくちゃと思いながらも、忙しくてついつい後回しにしてませんか。わざわざジムに通わなくても、1日30分を目標に歩くだけで、現在の健康状態の改善はもちろん、健康寿命を延ばす効果が期待できます。30分ウォーキングするのは大変でも、駅まで12分、帰宅に12分と考えれば続けやすいですね。車の通らない遊歩道なので、快適です。タダで元気になれていいことだらけです。

原山公園内にあるログハウス風カフェ。ステーキ丼やハンバークなどボリューム満点のお料理と自家製プリンやチョコレートケーキなどのスイーツが楽しめます。不定期に登場するティラミスも大人気。テラス席はわんちゃんOKなのでお散歩ついでにホッと一息できます。

堺市南区原山台2-5 原山公園内
☎ 080-4490-5464
10:30~17:30
定休日:火曜日、第1・3月曜日
徒歩8分/約600m

“料理のようなお菓子”をコンセプトに素材を活かし、フレンチらしい美しさが際立つ生ケーキが常時30種超。アップルパイは砂糖のみで煮たリンゴとバター薫るパイ生地が絶妙で、売切れ必至の人気商品です。「トナリエ栂・美木多」にもショップがあります。

堺市南区原山台1-2-4
☎ 072-284-5522
9:00~18:00
休日:12/31、1/1
徒歩16分/約1,260m

堺市南区「栂・美木多」の魅力を
堺市南区区長と
堺市立原山ひかり小学校校長に
お話を伺いました。

INTERVIEW01
堺市南区 中⼭真裕美区長

一人ひとりの
ウェルビーイングのために

区長が思われる南区の魅力を教えてください。

都心への利便性が高い一方で、自然や緑が豊富なところですね。駅前は商業施設など生活を彩るショップがあり、都会的な暮らしを享受できます。一方、少し足を伸ばせば、昔から変わらない美しい自然が広がっています。公園も多く、緑道も整備されている。都会と自然の「良いとこどり」ができるのが魅力ですね。2025年には近畿大学医学部と近畿大学病院の開設も予定しており、健康・スポーツ・栄養・福祉といった分野の学術研究の発展に期待が高まります。主要3駅それぞれに図書館がある他、子どもの豊かな遊びと文化創造の拠点施設である「堺市立ビッグバン」など、豊かな教育・子育て環境を形成しています。

南大阪最大級のウオータースライダーを誇る
「マルエス堺原山公園プール」

区長が重点的に取り組まれていることを教えてください。

子育て・教育、健康長寿において「ウェルビーイング」(良い状態)であることを目指しています。まず、子育て・教育に関して、南区独自に、カナダの児童臨床心理学者が開発した養育者をサポートするプログラム「ポジティブ・ディシプリン」(以下、ポジ)を実施しています。ポジでは、ファシリテーター(案内役)が今よりポジティブに、自分らしい子育てをするための「考え方」を養育者に伝えています。子育ての講座は「幼児向け」「小学生向け」など年齢で区切られることが多いですが、ポジは0~18歳までの子どもを育てている養育者の方全てが対象というのが大きな特徴です。核家族化が進み、周りに子育ての相談ができる人が少なくなっている中で、「さまざまな年齢の子育てを共有できる場作りになっている」と喜ばれています。

「ポジティブ・ディシプリン」の様子

健康長寿についてはいかがですか。

人生100年時代と言われる現代において、健康寿命を延ばすことが重要になっています。南区には自然が豊富にありますので、この資源を有効活用していきたいですね。特に原山公園は、民間によってスポーツクラブ、プール、多目的コート、カフェなどが整備され、大きく生まれ変わりました。子どもから高齢者まで世代を問わず、誰もが気軽に健康作りができる環境が整いました。以前は夜間の緑道が暗く、防犯上の課題があったのですが、このような集客施設ができたことで、安心・安全面が向上したことも大きいですね。また、2024年3月には栂・美木多の緑道約6㌔をウオーキングし、「300万歩」を目指すイベントも企画しています。年齢制限はなく、車いすでの参加も大歓迎です。緑道の緑を楽しみながら、気持ちいい汗を流してもらいたいですね。

ウオーキングイベントのコースである原山公園

栂・美木多駅前広場の再編整備も進んでいます。
今後どのような駅前になるのでしょうか。

「栂・美木多」駅は2023年12月で開業50年を迎えました。当時はマイカーで駅に送迎するという発想がなく、一般車を考慮して設計されたロータリーではありませんでした。現在、北側(区役所側)は主に一般車、南側(トナリエ側)は主に公共交通とそれぞれの交通機能を分担する整備を行っています。交通集中の緩和、不法駐車の抑制によって、駅前の安全性が向上します。また、屋根やエレベーターの設置、歩道空間の拡充により、歩行者の利便性も高まります。完成は2024年度末の予定です。

一般車がメインとなる、「栂・美木多」駅北側駅前広場の再整備

栂・美木多での暮らしを検討されている方に
メッセージをお願いします。

「栂・美木多」駅前は、南区役所、栂文化会館など「行政機能」を軸とした役割を担っています。行政・文化機能に加え、商業施設、大規模な2つの公園があり、にぎわいの中心地になっています。また近傍にはシネマコンプレックスを含む複合商業施設が立地し、「住みよい街」を形成しています。区民の皆様それぞれの「ウェルビーイング」が実現できるよう、質の高い行政サービスを提供し続けていきたいと考えております。

アクロスモール泉北(自転車4分/約660m)
INTERVIEW02
堺市立原山ひかり小学校 妹脊成重校長

充実した設備で
伸び伸びと育つ原山っ子

学校の成り立ちを教えてください。

2018年に堺市立原山台小学校と堺市立原山台東小学校が統合し、堺市立原山ひかり小学校として新たな歴史が始まりました。2020年には原山台小学校跡地に新校舎が完成しました。私は2023年度から赴任しましたが、新校舎の充実した設備に驚かされました。

堺市立原山ひかり小学校

例えばどんなところでしょうか。

すべり台、ジャングルジムなどの複合遊具が設置された中庭は、他の堺市内の学校では見たことがありません。低学年児童がよく遊ぶ場所なので、安全に配慮し、地面はクッション性の高いゴムチップで舗装されています。視察に来られた他校の先生方が口をそろえて「これはすごい!」と言ってくださるので、誇らしいです。また、バリアフリーに配慮し、エレベーターも設置されています。

中庭にある複合遊具

キャリア教育に力を入れておられると聞きました。

今年度の教育目標は「豊かな人権感覚を持ち、主体的に学び、心身ともに健康な子どもの育成」で、目指す子ども像として「自ら考え、決断できる子」としています。児童には、「自分自身の目指すべき道を主体的に考えてもらいたい」との思いから、さまざまなお仕事で社会に貢献されている方々から学ぶキャリア教育に取り組んでいます。具体的には、野球、サッカー、バレーボールなどのスポーツ選手や音楽家、助産師さんなどを招き、出前授業を行っていただいております。先日は、天王寺動物園の飼育員さんにもお越しいただきました。

学校農園でさまざまな作物を育てている

プロサッカー選手も輩出されていますね。
スポーツが盛んな地域なのでしょうか。

東京オリンピックの正ゴールキーパーとして出場した谷晃生選手は原山台小学校の卒業生です。プロゴルファーの西村優菜選手も原山台東小学校の出身です。堺市、特にここ泉北エリアは運動環境に恵まれており、地域のスポーツ活動も盛んです。本校の自慢の一つが約9810平方㍍を誇る広大な運動場です。なんと直線で100㍍走ができます。お隣の原山台中学校の陸上部からも要請があり、定期的に本校の運動場を貸し出しています。私も長い間堺市で教員を務めていますが、これほどの広さの運動場は初めてです。

直線で100㍍走ができる広大な運動場

中学校とは密に連携されているのでしょうか。

本校と原山台中学校は堺市南区では唯一の「一小一中」の関係になります。「小・中9年間のつながる教育の推進」を掲げ、先生方の合同研修やそれぞれの授業の見学を行い、学校間の連携を図っています。本校の6年生が中学校の体育大会の応援に行ったり、中学校の生徒会メンバーが本校の校門前であいさつ運動を行ったりするなど、児童・生徒が交流する機会も設けています。中学校の校長先生も私同様、今年度に赴任されたばかりなので、来年度以降はさらに連携を深めていきたいと考えています。

原山台中と密に連携している

原山台地域の印象は如何ですか。

登下校の見守りなど、地域の多くの方々が学校の活動に協力いただいており、大変ありがたいです。毎年秋には本校の運動場で地域のお祭りが開催されています。迫力のある打ち上げ花火もあり、今年も1000人以上の人出で大にぎわいでした。また、地域の会館ではボランティアの方々による「子ども食堂」が月1回、開催されています。私も何度もお邪魔しておりますが、子ども食堂は子どもたちの「第3の居場所」になっており、地域でこのようなコミュニティーが形成されていることは非常に心強いですね。

原山台での暮らしを検討されている方に
メッセージをお願いします。

子育てをする上で必要なことがそろっている地域だと思います。原山公園も再整備され、魅力が高まっています。自然豊かな環境で子どもたちは伸び伸びと育ち、元気で活発な子が多いのが特徴です。そして、人を思いやれる優しい心を持っています。これからも児童たちが互いを尊重し、人の意見を聞き、そして自らの考えを伝えられるよう、見守っていきたいと考えております。

※掲載の環境写真は2022年10月、2023年1月に撮影したものです。※徒歩分数は80mを1分として算出しています。※自転車の所要時間については実測をベースに計算しており、乗車状況等により異なる場合があります。※掲載の原山公園イメージイラストは2022年10月撮影の航空写真や地図、計画段階の図面を元に描き起こしたもので実際とは異なります。※掲載の情報は2023年12月現在のものです。※掲載の情報は2024年1月現在のものです。