VALUE
資産性
歳月を重ねるほど価値を高めていく街を見極めるために、
いったいどのようなポイントに着眼すればよいのか。
長きにわたり住宅業界をみつめ続けてきた住宅評論家の井口克美氏に、
その秘訣と「千里 円山の丘」に見出せる資産価値について伺いました。

ADVISER
- 住まいる総合研究所代表理事
- 井口 克美氏

30年間にわたり、関西を中心に不動産領域の仕事に従事。住まいの選び方・暮らし方・不動産市況などに関するセミナー講師や、住宅記事執筆など幅広い分野で活躍中。

「北摂吹田× 御堂筋線× 風致地区」
という環境価値。
KEY POINT
世帯数増加率&公示地価上昇率「北摂NO.1」。
住みたい街として選ばれ続ける吹田市。
北摂地域と呼ばれる7自治体(吹田市・豊中市・箕面市・池田市・高槻市・茨木市・摂津市)のうち、吹田市は2021年から2025年における「世帯数増加率」および「公示地価上昇率」がNo.1となっています。都心へのアクセス性に優れながら、成熟した住環境が広がっており、「住まうための街」として評価されていることが分かります。
【市別公示地価変動率(住宅地)】

KEY POINT
都心へ直結する「御堂筋線」沿線にして、
住みたい街ランキングで上位の「江坂駅」。
梅田・淀屋橋・心斎橋・難波といった主要都市をつなぐ大阪の大動脈「御堂筋線」。SUUMOが実施した「住みたい沿線ランキング」において、大阪市内の路線で第1位となっており、都心直結の優れた交通利便性が高く評価されていることが分かります。「千里 円山の丘」の最寄り駅である「江坂」駅は、御堂筋沿線にして「SUUMO住みたい街(駅)ランキング2025関西版」でも上位にランクイン。時間効率が重要視される今、都心への交通利便に優れたこの街はますます注目を集めていくでしょう。
「千里 円山の丘」の最寄り駅であるOsaka Metro御堂筋線「江坂」駅からは、梅田や難波といった都市へダイレクトにアクセス。また、御堂筋線だけでなく阪急千里線も利用でき、目的に合わせて2WAYアクセスを自由に利用できるところも魅力です。

KEY POINT
大阪府下では稀少な「風致地区」にして、
閑静な環境が維持される「第一種低層住居専用地域」。
都市計画における「風致地区」に属しているのも「千里 円山の丘」の大きな魅力のひとつ。大阪府下における風致地区面積は、全体(約190,500ha) のわずか約4.2%のみ(全32地区・約3,080ha) であり、希少性の高い立地といえます。また、良好な住環境を保護するために定められた「第一種低層住居専用地域」でもあり、都心へのアクセス性に優れながら、ゆったりと落ち着いた街並みが広がるところも特徴。まさに、「ワークライフバランス」を求めるという今のトレンドにフィットする住環境といえるでしょう。教育施設も多く点在しているので、これからますます子育てファミリーが増えていくだろうと予想できます。

IGUCHI’S EYE
都心に直結して、豊かな環境が広がる
「千里 円山の丘」は、時代のトレンドに適した
理想的な住環境といえるでしょう。
共働き世帯が主流となり時間効率が重視されるようになった今、「都心への交通利便」は住まい選びにおいてますます重要度を高めています。一方、リモートワークや在宅勤務の一般化に伴い、自分らしい時間を過ごせる快適な住宅環境に対するニーズも増加しつつあります。都心に直結する「御堂筋沿線」にして、環境に恵まれた「風致地区」および「第一種住居専用地域」に位置する「千里 円山の丘」は、そんな時代のトレンドに合った理想的な住環境といえるでしょう。良好な「ワークライフバランス」を実現したいと考えているなら、注目すべき住まいの選択肢です。

万一の災害にいかに備えるか。
高度なレジリエンス性が支える資産価値。
KEY POINT
地震発生時も浸水しにくく、
災害懸念の少ない高台立地。
災害に見舞われる可能性、すなわちハザードリスクは、住まい選びにおいて重要な基準です。「千里 円山の丘」はその名の通り、都心部よりも標高の高い丘の上にあり、津波や浸水による被害をこうむる可能性が低いと考えられます。このように安全性の観点においても高く評価できる住宅地といえるでしょう。
【吹田市洪水ハザードマップ】


KEY POINT
災害時のインフラ確保に資する、
「無電柱化」を実現した街づくり。
日本ではまだまだ例の少ない「電柱・電線の地中化」を実現し、開放感あふれる美しい街並みを形成しているところも「千里 円山の丘」の魅力です。また、地震や台風などの災害時に電柱が倒壊したり、電線が切れたりするリスクを大幅に減少でき、街全体の安全性も大幅に向上します。単にインフラ整備の問題だけでなく、景観美化や安全性向上などの恩恵をもたらすという意味において、「電柱・電線の地中化」は街全体の評価および住宅の資産価値を高めることに期待を抱けます。
※ロンドン、パリは海外電力調査会調べによる2004年の状況(ケーブル延長ベース)※香港は国際建設技術協会調べによる2004年の状況(ケーブル延長ベース)※シンガポールは『POWER QUALITY INITIATIVES IN SINGAPORE, CIRED2001, Singapore, 2001』による2001年の状況(ケーブル延長ベース)※台北は台北市道路管線情報センター資料による台北市区の2015年の状況(ケーブル延長ベース)※ソウルは韓国電力統計2017による2017年の状況(ケーブル延長ベース)※日本は国土交通省調べによる2017年度末の状況(道路延長ベース)
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2022年10月撮影 -
2023年12月撮影
KEY POINT
ミサワホームの独自技術を駆使した、
「耐震+制震」の次世代耐震構造の家。
地震大国である日本において、地震対策は住まい選びの最重要基準のひとつです。長期的な視点で考えた場合、地震は何度かやってくるので、安全な構造を長きにわたり維持する措置が講じられていなければなりません。「千里 円山の丘」の12期街区では、ミサワホームが独自に開発した「MGEO-N」という制震装置を採用しており、信頼のおける地震対策が講じられています。「MGEO-N」とは、通常の「耐震構造」に「制震装置(パネル)」を組み合わせたもので、一度の大きな地震だけでなく、その後に繰り返し発生する余震に対しても、建物の損傷を最小限に抑えることができるのがメリット。家具の転倒や家財の破損リスクも少なく、大規模な修繕を避け、住まいの資産価値を長く保つことができます。
IGUCHI’S EYE
永きにわたり高い住宅品質を守るための
施策が講じられた
「千里 円山の丘」に住まう価値。
住まいの入居はゴールではなく、スタートです。そこから何十年という長きにわたり、快適に暮らしていけることが住まいを選ぶ上でもっとも大切なことです。景観に配慮されているだけでなく、街づくりにおいても、住まいづくりにおいても、安全性が重視されている「千里 円山の丘」は、高く評価すべき住宅地といえるでしょう。

暮らしやすく、万一の災害にも強く。
「千里 円山の丘」は、
今こそ選ぶべき永住志向の邸宅街区。
近年、都心のマンション市場は高騰の一途を辿っており、「住まい」というよりも「資産」としての側面が強くなってきています。そのような状況の中、豊かな暮らし心地を求める人々が注目しているのが、「居住価値と資産価値を高次元で兼ね備えた住まい」という選択肢です。「千里 円山の丘」は、まさにそんなニーズに合致する住宅地といえるでしょう。御堂筋線で都心に直結する利便性、多世代にやさしい閑静な住環境、そして美しい景観と安全性にこだわり抜いた街づくり。そのすべてを兼ね備えており、家族で永く暮らし続けられるポテンシャルが、この街には備わっているといえます。ワークライフバランスやQOLを重視するという現在進行形のトレンドにもマッチしており、まさに今こそ選ぶべき「永住志向の邸宅街区」であると私は考えています。

※掲載の写真は2025年6月に撮影されたものです。