気軽で楽しい!デイキャンプのススメ

暖かな陽気に包まれて、過ごしやすくなってきたこの季節。外出しようという気持ちも高まりますが、さらに歩みを進めて、自然の中へと足を運んでみませんか?
「アウトドアを楽しんだことがない」という人にもおすすめなのが、日帰りで楽しめるデイキャンプです。

PLANE LIFE 日常+アルファのKaica的ライフスタイルを提唱

お手軽に大自然を満喫しよう

デイキャンプとは、日帰りでのキャンプのこと。

  • テントや寝袋、着替えといった大きな荷物がいらない
  • 屋外で一晩を寝て過ごす必要がない
  • 時間が長くかからない
  • 利用料が比較的安い

などが利点。未経験者にはなかなかハードルの高い行為や準備がいらないことから、家族や友人と一緒に気軽にアウトドアを楽しみたいときにピッタリです。

キャンプに詳しいWILD-1 デックス東京ビーチ店の中村憲さんは、「都会の喧騒から離れて自然を満喫できることが、大きな魅力だ」と話します。

普段私たちはたくさんのビルやキレイな街並みなど、誰かの手で作られた人工物の中で過ごしているもの。そこから飛び出し、自然にあふれたキャンプ場で時間を過ごしていると、心の底からリフレッシュできるんです。それでまた、いつもの暮らしをがんばれる。デイキャンプなら、そうした自然からの安らぎ成分を手軽に補給できると思います

必要となる道具をそろえよう

様式に決まりはありませんが、やはり一定の道具をそろえることでキャンプらしい楽しみが広がるもの。
そこで、デイキャンプで利用したい道具をまとめました。

拠点設備

  • タープまたはシェード
  • テーブル
  • チェア

居場所となるスペースを生み出すための道具です。
タープまたはシェードは、屋根代わりになるもの。強い日差しを避けたり、突然の雨から身を守るときの頼れる存在になります。

シェード タープ
◎ 設営がラク × 設営にコツがいる
× 重い △ 比較的軽い
× 大きさに制限がある ○ 大型サイズもある
× 形は変えられない ○ 形を自在に変えられる
初心者には、設営がカンタンな4本脚のシェードがおすすめ。タープは、日差しや風の強さに応じて形をアレンジできるのが魅力で、そうしたことにトライしてみるのもキャンプの楽しみだと思います

食事に利用するテーブルは、持ち運びが便利な折りたたみ式で、かつ軽量なもの。チェアは、長時間リラックスできるものを選びましょう。

インスタントバイザーシェード/M コールマン ジャパン(株)

調理・食事

デイキャンプの楽しみのメインが、調理と食事。屋外での食事は、特別においしく感じるものです。

  • BBQグリル
  • 炭おこし器
  • 着火剤
  • 火消し壺
  • 炭トング
  • グローブ

キャンプといえば、BBQ。みんなでワイワイとBBQする時間も、楽しみのひとつです。
BBQグリルは卓上で調理できるタイプもありますが、脚付きで自立するタイプがベーシック。
問題は火力源となる炭です。

炭は高火力な反面、火が付きにくいのが難点。そのため、簡単に着火できる炭おこし器や着火剤を使うのが便利です。また、食事が終わった後にも炭が燃焼し続けている場合は、水を掛けて消火しようとしてはいけません。灰や蒸気が舞いますし、芯の部分まで消火できないケースがあるからです。そのため、酸素を遮断することで消火でき、そのまま保管もできる火消し壺も用意するのがいいでしょう
  • 包丁、ハサミなど調理器具
  • 食器&カトラリー
  • クーラーボックス
  • 食材

食材の加工や料理を並べるのに必要な道具も用意しましょう。
クーラーボックスにはハードとソフトの2種類があります。

キンキンに冷やしたアルコールやジュースを飲みたいなら、ハードタイプがおすすめ。またいずれも、フタを開閉するたびに冷気が逃げてしまうため、飲み物と食材で分けるといった工夫も大切です。

もちろんここでご紹介したものは一例で、必ずしも炭を使ってBBQをしなくてはいけないわけではありません。もっと手軽に済ませたい場合は、家庭用カセットコンロを利用する手もあります。ただ、屋外では着火しにくかったり風で火が消えてしまったりするため、風よけを設けるなど対策が必要です。

ここまでにご紹介した拠点設備や調理・食事の道具一式は、3~5万円で用意できると思います。もし予算的に厳しければ、ご家庭で使用されているもので代用するのもいいでしょう
ハード ソフト
◎ 保冷力が強い △ 保冷力はそこそこ
× 重い ○ 軽い
× 大きく固い ○ 未利用時は折り畳める

遊び

このほかに、周辺で楽しむための道具もあるとベスト。

  • 近くの川辺でフィッシング
  • 子供と一緒に昆虫採集
  • 木の間に渡して歩行する綱渡り「スラックライン」
  • フリスビーやボール、バドミントン
  • ハンモックでお昼寝

こうした道具があれば、時間が空いたときも手持ち無沙汰になりません。

大皿料理なら便利でおいしく食べられる

食事はキャンプ最大のイベントですが、調理するのに疲れてしまっては元も子もありません。
デイキャンプで調理する際のポイントを抑えておきましょう。

  • メニューを決めておく

    当然ですが、食材や調理料をすぐに買いに行ける環境とは限りません。あらかじめメニューを決め、家を出る前に必要な食材や調理料を用意しておきましょう。

  • 食材は事前にカットしておく

    肉や野菜はすべて事前にカットしておきましょう。デイキャンプでは安定して広々とした調理スペースを確保しづらいため、作業を極力すませておくのがポイント。皮やへたなど、現場でゴミを出さないことにもつながります。

  • 大皿料理なら簡単

    調理器具や火力源、お皿の数に限りがあるため、小皿がたくさん必要になるメニューはデイキャンプに適していません。BBQのほかには、パエリアやシチュー、鍋など、おなかを満たせて栄養も満点な大皿料理を用意するのがいいでしょう。

情報をチェックしてからの場所選び

デイキャンプを楽しむ場所は、キャンプ場や自然公園などです。雑誌やインターネットなどで、近隣施設の情報を入手しましょう。
アウトドアショップで必要な道具をそろえる際、キャンプに詳しいスタッフに聞いてみるのもひとつの方法です。

なお、最近では、デイキャンプをするための設備一式をレンタルできるところも増えています。「道具はないけど、まずはデイキャンプを味わってみたい」という人は、レンタルサービスを利用してみるのもいいでしょう。

情報をチェックしてからの場所選び

思い思いに時間を過ごすのが、デイキャンプの楽しみ方。ですが、必ず守っておきたいマナーがあります。

  • 火は決められた場所・方法で扱い、消火も徹底する
  • 動植物をむやみに傷つけない
  • ゴミは所定の場所に捨てるか持ち帰る
  • 周りの人達に配慮する

など

これらは、アウトドアすべてに通じるマナー。
自然の中で過ごしていると、つい開放的な気分になってしまいがちですが、こうしたマナーをみんなで守っているからこそ、美しい自然や楽しい環境が保たれています。

取材協力
WILD-1 デックス東京ビーチ店

豊富なラインナップで、さまざまなアウトドアライフの実現に貢献する総合店舗です。
https://www.wild1.co.jp/