花粉シーズン前に確認しておきたい 花粉症対策の基本 花粉シーズン前に確認しておきたい 花粉症対策の基本

早いもので今年も1ヶ月が過ぎました。この時期になると、花粉の量が気になる人も多いでしょう。
今回は、花粉症対策についてご紹介します。

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花粉症の対策には、大きく分けて
花粉が体内に入ることを防ぐ」方法と、
体の反応を抑える」方法
とがあります。
まずは前者の花粉が体内に入ることを防ぐ
ポイントを確認しましょう。

意外と知らない
正しいマスクの使い方

花粉を吸わないようにするためにはまずマスクをしましょう。
花粉症を持つ多くの人がすでに使っていると思いますが、中には間違った使い方をしている方もいますので、
基本を確認しておきましょう。

  • サイズ選び

    マスクは口や鼻に花粉が入らないためのフィルターですが、顔に密着せずに隙間が空いているとそこから花粉が入り、効果が減少します。大きすぎたり小さすぎたりするマスクは隙間ができやすいので、顔にピッタリフィットするサイズを選びましょう。
    また、多くのマスクは鼻の部分の形を調整できますので、きちんと調整して鼻に密着させることも、隙間を作らないポイントです。
  • 裏表を間違えずに

    マスクには裏表があります。マスクの折り目(プリーツ)があるものは、そのプリーツの山の部分が「下」方向に向くように着用します。逆につけると効果が低くなるので、マスクのパッケージを見てきちんと確認しましょう。
  • マスクを交換するスパン(間隔)

    マスクを使用し続けると、マスクが花粉で目詰まりして呼吸しにくくなるケースがあります。また、鼻水の中の細菌がマスクに移ることもあるので、使い捨てのマスクなら、出来れば毎日交換した方がいいでしょう。洗って繰り返し使用できるものも、週に一度くらいの間隔で交換する方がいいと言われています。

花粉症を軽減する服装選び

  • 素材に注意。ウールはNG

    花粉が多い時期には、服装にも気をつけましょう。コートなどのアウターウェアが花粉がつきやすい素材のものだと、家の中にまで大量の花粉を持ち込んでしまいます。たとえば、ウールなどの天然素材は、繊維が複雑な形をしており、花粉が付着しやすくなります。また、目の粗い布地も花粉を付着させます。ポリエステルやナイロン、革製品など、表面がツルツルした素材の服を選びましょう
  • 髪も花粉がつきやすい

    体に花粉を付着させないためには、帽子やマフラーなどが役立ちます。とくにロングヘアの女性などは、髪に花粉がつきやすいのでご注意を。外出の際には髪をまとめて、つばの広い帽子をかぶると、花粉の付着を防げます。
  • 家に花粉を持ち込まない

    静電気などを防止し、服に花粉などの粉末をつきにくくするためのスプレーも市販されていますので、外出前に服にスプレーしておくと効果的です。また、外出から帰った後は、玄関の前で服についた花粉を払い落としてから家に入りましょう。帰宅したらすぐにシャワーを浴びるのも効果的です。

顔にスプレーして
花粉の付着を防止

服にスプレーするタイプの花粉防止スプレーは以前からありましたが、最近注目を集めているのが、顔に直接塗るタイプの花粉防止スプレーやクリーム。成分は製品によって異なりますが、基本的な効果は肌への花粉の付着を防ぐことです。
効果の感じ方は個人差があるようですが、一度試してみてもよいかもしれません。

つらい症状を抑えるために、
病院で診断を

さまざまな対策を講じても、花粉を完全にシャットアウトすることはできません。
そこで、症状がつらい場合は、「体の反応を抑える」方法を考えなければならないでしょう。
そのためには、医師の診断を受けることが確実です。

  • まずは正確な診断から

    一口に花粉症といっても、鼻炎が主なタイプや、目のかゆみが強いタイプなど、さまざまな症状のタイプがあり、またその程度も人によって違います。
    そこで、花粉症対策の第一歩として、まずは病院で医師の診断を受け、自分の花粉症がどんなタイプでどんな対応(薬の種類など)があるのかを確認しましょう。
  • 対症療法は早めにスタートが基本

    花粉症の治療方法には、対症療法(投薬やレーザー照射手術など)と、根治療法(減感作療法)とがあります。後者は時間もかかるため、一般的な方法は対症療法で、点鼻薬や目薬、飲み薬などの投薬が主な治療方法です。

    対症療法を受ける場合、ポイントは早めに受けることで、花粉が大量に飛散するシーズンの2~3週間くらい前から治療を受けると効果的だと言われています。東京の場合なら、花粉のピークは3月中旬頃からなので、2月中旬から下旬には病院に行くことをお薦めします。

    なお、薬局で買える市販薬もありますが、自分に合った薬を選ぶのは難しく、眠くなるなどの副作用もわかりません。医師の診断により、自分に合う薬を処方してもらう方が安心です
  • 根治を目指すなら
    「減感作療法(免疫療法)」

    花粉症とは簡単に言えば、体にとって「異物」である花粉に対して、体が過剰に反応してしまう症状です。そこで、わざと体に異物を少しずつ投与して、いわば「慣らして」いくのが、減感作療法(免疫療法)です。

    これは高い効果が確認されており、また治療をやめた後でも多くの場合は効果が持続します。ただし、少しずつ体を慣らしていくため時間がかかり、通常で2年ほど通院しなければなりません。また、実施できる病院は限られます。
    症状が重くなってきたと思ったら、医師に相談してみましょう。

免疫力を高めるには?

食事や睡眠などの工夫で免疫力を高めることも、花粉症の症状を抑えられるのには有効だと考えられます。
免疫力を高く保つには、「多くの食材を使ったバランスのよい食事」「十分な睡眠」「適度な運動」といった、一般的に健康的だと言われる生活習慣が重要です。
なにか特定の食品をたくさん食べたり、サプリメントを使ったりといった方法には、ほとんどの場合医学的な根拠はありません。