正しい作法がよい運を呼ぶ?いまさら人に聞けない初詣の作法とマナー

もういくつ寝るとお正月……。
お正月といえば初詣がありますね。新年初めてのイベントで、どこかワクワクする気分になります。でも、初詣は神様に新年の無事などを祈願する神聖な参拝です。
あまり堅苦しく考える必要はありませんが、正しい作法、マナーに基づいた参拝のやり方を知っておきましょう。正しい作法で参拝ができれば心も落ち着きますし、それが結果的によい運を呼び込むことになるかもしれませんよ。

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  • 初詣に行くのはなんのため?

    初詣は、昨年一年間を無事に過ごせたことを神様に感謝し、また、新しい年も無事に過ごしたり、願い事が叶うように神様にお願いするための参拝です。

    初詣に行くのはなんのため?

  • 初詣はいつまでにするもの?

    初詣はいつまでに行けばいいのでしょうか?
    「三が日」、それとも「松の内」?
    実は、初詣にはいつまでに行かなければいけないという決まりはありません。とはいえ、一般的にはしめ飾りなどを飾っておく「松の内」の期間(地方によって異なりますが、関東地方では1月7日までと言われています。)に行くことが1つの目安です。

  • 初詣はどこに行けばいいの?何回行っても大丈夫?

    初詣は、どこでも好きな神社またはお寺へ行ってかまいません。ただ神道では、私たちが暮らす地域ごとに、その地域を見守る氏神様がいるとされます。ですから、まずは地元の氏神様にご挨拶をしておくほうがよいかもしれません。その上で、特定のご利益があるとされる有名な神社仏閣に行ってもいいでしょう。
    一部には、2回以上の初詣に行くのはよくないという説もありますが、特に根拠はありません。

正しい作法でお参りして ここでは、多くの人が行かれるであろう、神社での参拝作法について解説します。正しい作法でお参りして ここでは、多くの人が行かれるであろう、神社での参拝作法について解説します。

  • 1. 神社に入るまで

    神様にご挨拶に行くのですから、だらし無い格好は避けましょう。正装をする必要はありませんが、身だしなみを整えておきましょう。
    神社に必ずあるのが鳥居です。大きな神社では、複数の鳥居があります。一番外側が「一の鳥居」で、内側に行くに従って「二の鳥居」「三の鳥居」…、となります。参拝の際は、一の鳥居から順にくぐります。鳥居をくぐるときは、軽く一礼するのが作法です。
  • 2. 参道の歩き方

    参道の真ん中は、神様の通り道だとされています。そこで、参道を歩く際は真ん中を避け両端を歩きます。もっとも混雑する有名神社では係員の指示がありますから、その指示に従います。
  • 3. 手水をとって、身を清める

    神前に行く前に、手水舎で身を清めます。このことを「手水をとる」といいます。なお、手水は「ちょうず」または「てみず」と読みます。

    • 右手で柄杓(ひしゃく)を持ちます。水を汲んで左手にかけて左手を清めます。
      神道では左手が神聖とされており、左手から清めます。

    • 柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手に水をかけます。

    • 柄杓を右手に持ちかえ、左手のひらに水をため、その水で口をすすぎます。柄杓に直接口をつけてはいけません。

    • 口をすすぎ終えたら、再び左手に水をかけて清めます。

    • 水の入った柄杓を立て、柄に水を流して洗ってから、元にあった位置に柄杓を丁寧に戻します。

    右手と左手の順番を間違えないように気をつけましょう。
  • 4. 賽銭を入れる

    神様にお参りをする場所を、「拝殿」と言います。拝殿の前に出たら、まず軽くお辞儀をします。
    拝殿前には賽銭箱があります。賽銭は、お供え物の代わりとして納めるものです。できれば丁寧に入れましょう。
    金額は関係ありません。心を込めることが大切です。
  • 5. 二拝二拍手一拝で神様に挨拶

    鈴があれば鳴らします。鈴の音色で魔を払い、神様をお呼びするのです。
    そして、二拝二拍手一拝の作法で拝礼します。なお二拝二拍手一拝は「二礼二拍手一礼」と呼ばれることもありますが、同じ意味です。

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    深いお辞儀を2回繰り返します(二拝、二礼)。
    お辞儀の仕方は、背中をぴんと伸ばして、直角近くまで曲げます。
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    両手を胸の高さであわせます。指は上ではなく前方へと向けます。そして、右手を少し手前にずらします。右手の指先が左手の第一関節にかかるくらいです。それから肩幅くらいに両手を開き、拍手を2回打ちます(二拍手)。
    そのあと、両手をきちんと揃えてあわせ心を込めて祈ってから、手を下げます。
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    最後にもう一度、深くお辞儀をします(一拝、一礼)。

    なお、上記の二拝二拍手一拝は、神社参拝の基本ですが、神社によっては異なる場合があります。
    たとえば、伊勢神宮や出雲大社などでは、「二拝四拍手一拝」で行われています。
    また、「お寺」での作法はまた少し異なります。(お寺では拍手を打ってはいけません。手をあわせるだけです)。

  • 6. 参拝後

    参拝が終わったら鳥居を出て、鳥居に向かって一礼して帰ります。
    清々としたと気持ちでお参りができれば、きっと一年を清らかな気持ちで過ごすことができますね。