天然の香りで、嫌な虫をシャットアウト! ハーブの虫除けスプレーを作ろう

これからの季節に悩ましいのが、嫌な「虫」たち。蚊をはじめ、ゴキブリやムカデ、あるいはアウトドアレジャーで遭遇するブヨなど、さまざまな害虫が目に付くようになります。そこで今回は、ハーブの香りなどを利用した手作り虫除けスプレーをご紹介します。小さなお子さんがいたり、肌が弱かったりして、化学薬品を使った市販の防虫スプレーはちょっと不安という方にもおすすめです。

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用意するもの
<基本>

  • アロマオイル、スパイスなど

    虫によって、効きやすい香りが違いますので、目的にあったアロマオイルやスパイスを用意します。代表的な例を下記の作り方に載せましたので、参考にしてください。

  • 消毒用アルコール(消毒用エタノール)

    薬局や通販サイトで購入できます。「無水エタノール」でもOKです。

    注意!

    燃料用アルコール(メタノール)は、毒性が高いので絶対に使わないでください

  • スプレーボトルなどの容器

    100円均一ショップで購入できます。使い方によりますが、50~100ml程度のものが使いやすいでしょう。

  • 水

    水道水でOK。精製水を使ってもかまいません。

「蚊」に効く、さわやかな香りのハーブスプレー

夏の害虫といえば、まず思い浮かぶのが「蚊」ですね。蚊を寄せ付けない香りのアロマとしては、以下のようなものが知られています。いずれも多くの人に好まれる、爽やかな香りです。
  • ゼラニウム
  • シトロネラ
  • レモンユーカリ(ユーカリ・シトリオドラ)
どれもよく用いられるアロマオイルなので、入手は容易です。虫除けスプレーにしか使わないなら、少量ビン(10ml程度)の量があれば十分です。アマゾンなどの通販サイトで、500円程度(種類による)から購入できます。

作り方

  • STEP1:スプレー容器に、消毒用アルコールを、2割~3割程度入れる。
  • STEP2:アロマオイルを10滴程度(50mlボトルの場合)入れる。
  • STEP3:いっぱいになるまで水を入れて、よく振って混ぜる。
  • 以上で完成です。簡単でしょう?

使い方

肌に直接スプレーします。化学薬品を使った市販の防虫スプレーに比べると、持続時間が短いので、こまめにスプレーするのがコツです。環境にもよりますが、2時間おきをめどにスプレーするといいようです。

「蚊」「ゴキブリ」を寄せ付けない、クローブスプレーの作り方

シチューやハンバーグなどの料理に用いられるスパイスの「クローブ」。和名では「丁子」といい、日本では平安時代から伝統的な虫除け薬草として用いられてきました。蚊にも効くのですが、とくにうれしいのがゴキブリ除け。どこからともなくやってくるゴキブリたちに悩まされているのなら、ぜひ試してみてください。

作り方

  • STEP1:クローブを適量用意します。
  • STEP2:口の広い容器にクローブ、消毒用アルコール、水を3分の1ずつの割合で入れる。
  • STEP3:冷蔵庫で保存する。
  • 1週間ほどして、コーヒー色になったら出来上がり。
  • 使い方

    抽出液だけをスプレーボトルなどに移して、適宜スプレーして使います。また抽出を終えたクローブは小皿などに載せ、ゴキブリが出やすい場所に置いておけばゴキブリ除けになります。

一家に一本は用意しておきたい、応用範囲の広いハッカ油

ハッカ油は主にペパーミントから抽出されたハーブオイルで、日本薬局方のものが薬局で購入できます。ハッカ油の場合、蚊に対する忌避効果は、上にあげた3種類のハーブに比べれば弱いようです。しかし、登山やキャンプなどのアウトドアに行くと悩まされる「ブヨ」に対しては、高い効果があるのでアウトドアレジャーの際には、用意しておきたい1本です。またムカデを寄せ付けない効果も高いようです。

作り方・使い方

  • 作り方・使い方は、上記のハーブスプレーと同様です。いくつかの種類を作る場合、名前を書いたラベルシールを貼っておくとよいでしょう。

スプレーせずに肌に塗りたい場合

スプレーするのではなく手で肌に塗り込むような使い方をしたい場合、アルコールを減らし、その分キャリアオイル(ホホバオイルがおすすめ)を使うと粘り気が出て塗りやすくなります。好みにあわせて調整してみてください。

手作り虫除けスプレーの使い方の注意点

  • ① ご紹介したハーブやスパイスを使った防虫スプレーは防腐剤などの添加物を加えていませんので、使わないときは冷蔵庫で保存し、2週間程度で使い切るようにしてください。
  • ② 天然成分とはいえ、まれに肌に合わないことや、アレルギーの原因となることもありますので、必ず最初に少量でテストをしてください。
  • ③ 飲んだり口に入れたりしないでください。
  • ④ 衣類に直接スプレーするとシミになる可能性があります。また、油分が含まれるものは、「ゴアテックス」などの防水透湿素材を用いたレインウェアの機能を低下させますので、吹きかけないように注意しましょう。